2月10日 
 午前中抜糸予定のため退院後始めて病院へ。
手術の痕が少し腫れているのが気になっていたのだが。

先生がおっしゃるには、手術に使用した糸に対してアレルギー反応を起こしているとのこと。
これこういう場合つきが悪いとのことで一個置きに抜糸する。後は猫が自分で舐めて自然に取れるのだとか。
夕方くらいまでには全部取れるでしょう、とのこと。
 風邪は相変わらず。酷くなるでもなく良くなるでもない、とりあえず現状維持。
ステロイドの期間が長くなったので、今後は一日おきに飲むことに。
2週間後診察予定。

2月12日
 寒さのせいか6時の朝食は食べようとしない。(その後日中はよく食べた)
何となく心配になり体を触っていたら、傷跡の腫れが一昨日より酷くなっている。
立っているとそれ程とは思わなかったが、抱っこして見てみると尋常ではない。
パンパンに皮膚が腫れ上がっている状態。まるでお腹にタラコがくっついているよう。
かなり頻繁に舐めているのに糸は依然付いたまま。
抜糸後腫れがひどくなっているのは明らかだ。

 またしても木曜日で、病院は休診日。メールで画像を送って診てもらう。
中に水様物が貯留しているのではないかとのこと。
明日病院で針を刺して抜くことに。
不安なことがある時は猫の表情も何となく元気がないように見えてくるものだ・・・

      ラータのお腹の画像   
    注:こういう画像に弱い方は見ないでね!

2月13日
 
昨日より確実に腫れは大きくなっている。
 午前中病院へ行って、早速お腹に針を刺して吸引してみるが何も吸引できず。
つまりはしっかりと炎症を起こしてしまっているということ。やはり、手術に使用した溶ける糸に対するアレルギーなのだそうだ。
決して質の悪い糸を使用しているわけではなく帝王切開のときも同じ糸を使用してこのような異常はなかった。結局大量に同じ糸を使用することによってラータの体が拒否反応を起こしているのだと。
糸が溶けるのが2〜3週間なのでここ1週間くらいで治まるのでは?と。
 注射をしてもらい、一日置きに減らしたステロイドを毎日2回飲むことに。
但し、最悪の場合破けることがあるそうで、一日数度は傷口をチェックするようにとのこと。
万が一破けた時はどうするのかなど教えてもらう。
まさか腹膜までは破れないとは思う、と言われたもののかなり不安だ。

 かなり食欲もあり入院する時には3キロをきっていた体重も3、6キロまで回復。
元気に見えるが、こんな風になってしまうのはやはりラータの体がまだ普通の状態ではないのだろう。
 とくかくもうこれ以上腫れませんように!

2月15日
 
腫れは相変わらずのように見えるがとても元気。ステロイドのために異様なまでの食欲。

       お腹の画像 

2月18日
 診察日。
 先生は開口一番「腫れは引いてきているね、ピークは過ぎたね。もう大丈夫」と!
 毎日見ているせいかそれほど腫れが引いているとは思えないのだが、やはり先生に言われると本当に安心する。ステロイドを一日1回に減らすことに。
この間の診察の雰囲気とは全く違って先生も、AHTさんも私もニコニコ。
 1週間後診察予定。

       発病後からの今までの体重の推移

2月19日
 
風邪はかなりいいようだ。
ポロポリスを始める。朝、夕食前に2ccずつ。
 お腹の腫れは徐々に引いてきている。

       お腹の画像 

2月25日
 
診察日。残っていた糸を取ってもらう。2週間前に一個おきに抜糸した際残った糸はすぐ取れるようなことを言われたのに、何でだろう?
体重は4キロになった。風邪のほうも随分いい。ステロイドを一日おきにすることに。
腫れの方はまだまだ、と言う感じ。多分跡が残るだろうとのこと。だけど命にかかわることでもなし、元気ならいいよね。

その後
その後腫れは徐々に引きましたが、触るとポッコリと手術の跡が高くなっているのが分かります。
他の避妊手術した女の子たちと比べてもかなり違います。
しかし、毛が伸びてきて見た目全く分かりませんし、生活に支障をきたすものでもないので良しとしています。

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